みやすま健康省エネ住宅ラベリング制度

みやすま健康省エネ住宅ラベリング制度のお知らせ

みやすま健康省エネ住宅ラベリング制度

制度の概要

 「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」(平成27年法律第53号)が改正され、令和3年4月1日から基準適合義務の対象の拡大(非住宅部分300㎡以上)や戸建住宅等の設計者から建築主への説明義務制度がスタートしました。

 また、令和2年10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説における菅義偉内閣総理大臣の「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」という宣言をうけて、令和3年3月19日、国土交通省は令和の新たな時代における住宅政策の指針として、「住生活基本計画」(計画期間:令和3年度~令和12年度)を閣議決定し、省エネ基準の義務付けや省エネ性能表示に関する規制など更なる規制の強化を内容とする「脱炭素社会に向けた住宅循環システムの構築と良質な住宅ストックの形成」という目標が掲げられました。

 これらを契機に、建築士や住宅事業者等の関係技術者の省エネ建築物の設計・施工スキルの向上が求められると共に、国民の住宅の省エネ性能に関する関心が高まることが予想されます。

 一方、2018年にWHO(世界保健機構)は「住まいと健康に関するガイドライン」を発表し、寒さによる健康影響から居住者を守るための室内温度として18℃以上を強く勧告しています。また、欧米では日本の2倍以上の断熱性能を義務化しており、国の基準を上回るより高い断熱性能を備えた住宅の普及が求められています。

 これらを踏まえ、当センターは断熱性能向上による健康で快適な住まいづくりの促進及び冷暖房負荷の低減による脱炭素社会の実現に資するため、公益事業として「みやすま健康省エネ住宅ラベリング制度」を創設し、「一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が定める『HEAT20』をベースとした独自の断熱性能基準を定めて、新築の一戸建て住宅を対象にその基準への適合状況を評価し、認証ラベルを交付します。


WHO住まいと健康に関するガイドライン
あたたか住まいガイド
慶應義塾大学 伊香賀俊治教授作成(安心居住政策研究会 配布資料から)
NRIパブリックマネジメントレビュー 2015年1月号から

業務案内

断熱性能基準

 断熱性能グレードに応じて、外皮性能等の基準を下記の表のとおりとします。また、防湿措置の必要な断熱材を使用する場合は、防湿措置を行ってください。

 加えて、一次エネルギー消費量の削減及び高気密化に努めてください。

グレード

外皮平均熱貫流率:UA値 ≦ W/(㎡K

3地域

4地域

5地域

みやすまプラチナ

M-G3

0.20

0.23

0.23

みやすまゴールド

M-G2

0.28

0.34

0.34

みやすまシルバー

M-G1

0.38

0.46

0.48

グレード

冷房期の平均日射熱取得率:ηC値 ≦

3地域

4地域

5地域

全て

3.0

グレード

防湿措置

全て

 次の防湿措置の必要な断熱材(繊維系断熱材等)を使用する室内側の部分には、防湿シート等の措置を施すこと。

 ・グラスウール、ロックウール、セルローズファイバー等の繊維系断熱材

 ・建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム

  (吹付け硬質ウレタンフォームA種1またはA種2に適合するものを除く)

 ・その他これに類する透湿抵抗の小さい断熱材

※1 地域区分は「建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令における算出方法等を定める件」(国土交通省告示第265号)による。

※2 建築主は、一次エネルギー消費量の削減及び高気密化に努めること。

対象住宅

 ラベリングの対象とする新築一戸建て住宅は、登録住宅性能評価機関等の第三者評価制度を活用するため、以下のとおりとします。(令和3年4月1日時点で施工中のものを含みます。)

  1. 住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき一般社団法人住宅性能評価・表示協会が運用する設計住宅性能評価を受けた住宅(以下「住宅性能表示住宅」という。)
  2. 長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づき認定を受けた住宅のうち、省エネルギー対策を基準省令及び非住宅・住宅計算法により確認したもの(以下「認定長期優良住宅」という。)
  3.  都市の低炭素化の促進に関する法律に基づき認定を受けた住宅(以下「認定低炭素住宅」という。)
  4. 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(以下「建築物省エネ法」という。)第7条に係る建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針に基づく第三者認証を受けた住宅(以下「BELS」という。)
  5. 建築物省エネ法第35条による認定を受けた住宅(以下「性能向上計画認定住宅」という。)
  6. 住宅金融支援機構のフラット35S融資対象住宅のうち、省エネルギー性の技術基準を満たすもの(以下「フラット35S省エネ住宅」という。)
  7. その他、当センターが断熱性能基準への適合を認証できるものとして認めたもの

要綱・様式

業務受付時間

営業日

月曜日〜金曜日

祝日、年末年始及び夏季休業日を除く

営業時間

8:30〜17:15

受付時間

午前 09:00から11:30

午後 13:00から17:00

受付場所・申請方法

本部

〒980-0011
仙台市青葉区上杉一丁目1-20 ふるさとビル6階

  • 建築確認課
    TEL:022-262-0401

 FAX:022-213-2789

業務フロー・手続き

申請書類等

 下記の申請書に関係評価書等の写しを添付して、当センター建築確認部建築確認課にみやすまオンライン(WEB申請)や郵送等により提出してください。

 なお、当センターで第三者評価を受けた場合は、書類の一部を省略することができます。

  1. 「みやすま健康省エネ住宅設計認証審査申請書(様式第1号)」
  2. 外皮平均熱貫流率(UA値)及び冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)が記載された評価書又は認定書等及び計算結果(下記参照)
  3. 防湿層の施工方法に関する設計内容が記載された図書(繊維系断熱材等、防湿措置が必要な材料を使用する場合に限り、矩計図等の添付が必要となります。)
  4. 委任状

住宅の種類

添付する評価書等(写し)

住宅性能表示住宅

設計住宅性能評価書

認定長期優良住宅

長期優良住宅建築等計画認定通知書等

認定低炭素住宅

低炭素建築物新築等計画認定通知書等

BELS

BELS評価書

性能向上計画認定住宅

性能向上計画認定通知書等

フラット35S省エネ住宅

設計検査に関する通知書(新築住宅)

各住宅共通

外皮平均熱貫流率及び外皮平均日射熱取得量計算書(国立研究開発法人建築研究所等)又は

一次エネルギー消費量計算結果(国立研究開発法人建築研究所)

申請先

 一般財団法人宮城県建築住宅センター 建築確認部 建築確認課

認証ラベルの交付

 当センターは、申請された住宅の設計内容が断熱性能基準に適合すると認めるときは、適合する基準に応じて「みやすま健康省エネ住宅設計認証ラベル」を交付します。また、下記の室内用プレートも進呈します。

みやすまプラチナ(M-G3)
みやすまゴールド(M-G2)
みやすまシルバー(M-G1)

受付開始日

 令和3年4月1日

よくある質問

ラベリング制度とは?
断熱性能向上による健康で快適な住まいづくりの促進と、冷暖房負荷の低減による脱炭素社会の実現に資することを目的に当センターの公益事業として実施するもので、申請された住宅の設計内容について、当センターが独自に定める断熱性能基準への適合状況を確認し、3種類の認証ラベル(「みやすまプラチナ(M-G3)」、「みやすまゴールド(M-G2)」、「みやすまシルバー(M-G1)」)のいずれかを交付する制度です。
断熱性能基準の3つのグレードについて教えてください。
「一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が規定した『HEAT20』を参考に定めたもので、いずれも国が定める断熱等級4やZEHの基準を上回るものとなっています。
「みやすまプラチナ(M-G3)」は優れた快適性を有する最高レベル、「みやすまゴールド(M-G2)」は経済的で快適に生活できるほぼ欧米並みの推奨レベル、「みやすまシルバー(M-G1)」は冷暖房費を抑えるために必要な最低限のレベルとなっています。
また、冷暖房費削減率はそれぞれ約70%、50%、30%削減することや、暖房期最低室温はそれぞれ概ね15℃、13℃、10℃を下回らないことをめざしています。
防湿措置の必要な断熱材を使用する場合に、内部結露計算を行うことにより防湿層を省略することはできますか?
認めておりません。
ラベリングの対象となる住宅を教えてください。
新築の一戸建て住宅で、上記「対象住宅」に記載する6種類となります。
なお、その他として、「グリーン住宅ポイント対象住宅証明書」が交付されたものを検討中です。
対象住宅は当センターが技術的審査を行ったものに限定されますか?
他機関が審査を行ったものでも構いません。
なお、断熱性能計算結果及びその根拠の写し等の添付を忘れずにお願いします。
ラベリング制度利用のための手数料はどうなりますか?
手数料はかかりません。
断熱性能基準をクリアするための設計・施工方法について教えてください。
今後、建築士や住宅事業者向けの技術講習会の開催や当センターのホームページ等での情報提供を行う予定です。
また、一般社団法人宮城県建築士事務所協会が作成した「みやぎ型ゼロエネルギー住宅環境設計マニュアル」が参考となります。
(URL:https://miyajikyo.com/soft/zero-house/)

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